魔法少女Rはサークルのオリジナル創作漫画の第一作です。もともと漫画家を目指して挫折したTKが意気込んで描き、なぜか「売れるに違いない」と思い込み、それまでの最高部数がエロパロで500だったのにいきなり1000も刷ってしまったといういわく付きの漫画ですw。結果は、コミケで650冊持ち込んで20冊しか売れないという伝説を作り上げました。評価も絵の未熟さ等々、凡作の域を超えませんでしたが、2巻を出す頃から評価が変わり始め、販売数も伸びていきました。一時同人紹介コーナーに積極的に送ったりしましたし、ネットで口コミで推奨してくださった方もいたらしく、描いていて手応えを感じるような活動ができるようになっていきました。雑誌やコミティアでも何度か取り上げていただきました。そして、メールで、手紙で、あるいは直接、おそらく最も多くの感想をいただいた作品でもあります。絶賛されたもの、的確に弱点を指摘したもの、世界観解釈にまで踏み込んだもの、いろいろありましたが熱の入ったものも多く、脱サラしてまで漫画描く方を選んでよかったと思いました。いろいろな意味で「漫画を描く」ということについて教えてくれた作品であり、サークルの原点だと思ってます。



魔法少女R1
98/12/30

表紙・裏表紙

ページ 1 2 3
魔法少女R2
99/7/30

表紙・裏表紙

ページ 1 2 3
主人公・春山正子はクラスのアイドル早瀬美々に対してコンプレックスを抱え鬱々とした日々を送っていた。そんなある日、大学の研究員・和田によって魔法少女のサンプルとされてしまう。
正子の前に現れた不思議な少女・加賀見麻弥。彼女は不幸な過去によってRと同じ”確率の力”を持つ少女であった。
魔法少女R3
99/11/3

表紙・裏表紙

ページ 1 2 3
魔法少女R4
00/5/4

表紙・裏表紙

ページ 1 2 3
正子と加賀見の初対決。加賀見の圧倒的力の前にRは敗れるが…。
2度目の、そして最後の対決。お互いの死力を尽くした戦いののち正子が見たものは。感動の最終回。



 魔法少女Rは、最初から発行部数を結構意識して描いてました(だから初回の無謀な印刷数になったわけですがw)。それは今の同人界で健全オリジナルだけ描いて飯を食っていけるのか、という疑問にたいする答えを模索したかったからです。結果は4冊で一万部を越える数となりました。同時期のエロパロに比べるとかなり低い数字ですが、多いと見るか少ないと見るかいろいろだと思います。こういう数字は同じ道を目指す方の参考になるんじゃないかと思います。ちなみに、なくなる度に刷ってましたので100%にはなってません。

魔法少女R 販売数(2003/12/31時点)
発行部数 実売率
魔法少女R1 4000 89.4%
魔法少女R2 3500 93.1%
魔法少女R3 3200 93.5%
魔法少女R4 3000 94.0%



 なんかいろいろ描いてたつもりが、もう一度飾ろうというほどのモノはあまりなかったので少ないです。今後何か描いたら追加していきます。

正子2 美々 加賀見 正子 1 2 色紙

雑誌記事 1 2 3 4 5 6 7 8 9

ちびキャラ 1 2 3 4 トレカ

初期案 1 2  販促POP




 DOWNLOADページで、Web版が落として読めます。全体の作画や分かりにくかった部分の台詞回しの修正、少ないですが新たな描き卸しページなどもあります。これを最終版としたいので、同時に古い版の実本通販を終了したいと思います。

 「松陰神社」に続いて「魔法少女R」も仏語版が販売されています。表記は「Maho shojo R」みたいです。

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